指物益田 益田大祐 永見隆幸 再訪 仏壇 厨子置

東京は墨田の立川にある「指物益田」ご主人の益田大祐さんが、奥様とご一緒に、永見隆幸先生のご実家を再訪されました。 永見先生が製作を依頼された厨子置 ずしおき を搬入してくださったそうです。厨子置と言っても、神聖な印象を受け、仏壇の一部の様相を呈しています。 永見隆幸先生(左)指物益田ご主人 益田大祐さん(右) 益田さんは 指物師 joiner。指物 さしもの joinery は、外側に組手を見せず、金釘 かなくぎ なども用いる事なく組立てられた木工品です。名称の由来は、枘 ほぞ や 継手 つぎて によって木と木を組合わせる事を指合 さしあわ せると称するところからとも、物差しを駆使するからとも言われています。よく知られているのは、江戸指物と京指物。 永見隆幸 NAGAMI Takayuki 音楽家/著作家/舞台ディレクター 20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。 ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。 ミュージカルでも、『…

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永見隆幸 福善堂坂井看板店 訪問 東京 台東区 松ケ谷 合羽橋本通

音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京 台東区 松ケ谷 合羽橋本通りにある福善堂坂井看板店を訪問されました。 福善堂坂井看板店の店頭に佇む永見先生 福善堂 ふくぜんどう 坂井看板店は、木の看板のみを扱う木製看板専門店。 大正十三年=1924年創業の老舗。福善堂の看板は、全て手彫で、額彫 がくぼり の手法を用い、字が 蒲鉾 かまぼこ のように立体的に盛上って見えるのが特長。看板彫刻刀たった一本で、見事な看板を彫上る。 手掛けた仕事は、日本橋三越の印の修復、花園饅頭や塩瀬総本家など老舗の看板、名だたる神社仏閣の扁額、千社額、歌舞伎役者が襲名披露の際に用いる招木札、表札など、数え切れない。谷中銀座商店街全五十六店舗の看板にも携わった。 BSテレ東の「出没!アド街ック天国」や BS朝日「みらい遺産」などでも取上げられている。 福善堂坂井看板店の店内 右から: 福善堂坂井看板店三代目 坂井保之さん 永見隆幸先生 福善堂坂井看板店四代目 坂井智雄さん 三代目と奥様 福善堂坂井看板店三代目 坂井保之 昭和17年=1942年生れ、東京都出身。台東区無形文化財。 三代目の奥様 坂井節子さん 橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠にお願いした飾絵馬の仕…

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永見隆幸 指物益田 益田大祐 再訪 東京 隅田 立川

音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京 墨田 立川にある指物益田を再訪されました。 永見隆幸先生(右)指物益田ご主人 益田大祐さん(左) 益田さんは 指物師 joiner。指物 さしもの joinery は、外側に組手を見せず、金釘 かなくぎ なども用いる事なく組立てられた木工品です。名称の由来は、枘 ほぞ や継手 つぎて によって木と木を組合わせる事を指合 さしあわ せると称するところからとも、物差しを駆使するからとも言われています。よく知られているのは、江戸指物と京指物。 この日は、永見先生の依頼品が出来上った旨を益田さんが連絡してくださったので、工房まで受取りに来られました。 さて一体これは何でしょう? 指物益田の仕事場にて 増田大祐さん(左)永見先生(右) 益田大祐 MASUDA Daisuke 指物益田の主人である益田大祐は、家具製造会社に勤めていたが、江戸指物に触れて、精密機械のような精巧さを手仕事で作り出す凄さに魅せられ、江戸指物の名匠 渡辺昇の門を叩き、八年間、修行した。平成十七年=2005年に独立。 平成二十六年=2014年、『すみだマイスター』に認定される。平成二十七年=2015年、歌舞伎界の名門 中村芝翫丈「襲名の楽屋鏡台」を制作、平成二十八年=2016年には『LEXUS NEW TAKUMI PROJE…

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浅草よし田 宝船熊手 メリスタ取付 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ

永見隆幸先生の 浅草よし田 宝船熊手が メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)に飾付けられました! 通常、一年経った縁起熊手は、古熊手納所 おさめじょ へ持参して、お焚上 たきあげ をしていただくのが習わしです。しかし、この宝船 ほうせん 大熊手は特別仕様。浅草よし田さんも、こんな巨大な熊手は、初めて作ったと仰 おっしゃ っています。そこで、永見先生が、宝船熊手を作ってくださった浅草よし田さんと揮毫してくださった橘右之吉師匠にお願いし、承諾が得られ、晴れて永久保存される事になりました! ご存知のように、浅草よし田の宝船熊手は、戦前から一切、人工素材を使わず、竹や紙などの伝統的な天然素材のみ用いていらっしゃいます。ですから、そのまま飾って傷むといけませんので、展示台の中に納める事が必要なのです。 展示台に宝船大熊手をきちんと取付る前に、取付位置を確認します。 熊手を、一旦、外します。 愈々 いよいよ 宝船大熊手の取付にかかります。 宝船大熊手を丁寧に置きます。 宝船大熊手の展示台にアクリル板を取付ます。 静電気や汚れを丹念に落します。 …

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永見隆幸 指物益田 益田大祐 訪問 墨田区立川

音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京都墨田区立川にある 指物 益田を訪問されました。 永見隆幸先生(左)指物益田 御主人 益田大祐さん(右) 益田さんは指物師 joiner。指物 さしもの joinery は、外側に組手を見せず、金釘 かなくぎ なども用いる事なく組立てられた木工品です。名称の由来は、枘 ほぞ や継手 つぎて によって木と木を組合わせる事を指合 さしあわ せると称するところからとも、物差しを駆使するからとも言われています。よく知られているのは、江戸指物と京指物。 永見先生が、益田さんの仕事場をご覧になりました。 益田大祐 MASUDA Daisuke 指物益田の主人である益田大祐は、家具製造会社に勤めていたが、江戸指物に触れて、精密機械のような精巧さを手仕事で作り出す凄さに魅せられ、江戸指物の名匠 渡辺昇の門を叩き、八年間、修行した。平成十七年=2005年に独立。 平成二十六年=2014年、『すみだマイスター』に認定される。平成二十七年=2015年、歌舞伎界の名門 中村芝翫丈「襲名の楽屋鏡台」を制作、平成二十八年=2016年には『LEXUS NEW TAKUMI PROJECT』の東京の匠に選出されている。平成二十九年=2017年、イタリア国際見本市「HOMI」にて展示。『東京手仕…

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